田舎暮らし本として、ほとんどの都会人は雑誌の名前すら知らないですが、田舎で一番有名な雑誌は家の光協会発行の「家の光」です。戦後長年、文芸春秋をおさえて、日本で発行部数NO1の雑誌でした。東京の山手線の飯田橋付近で電車の中から、家の光のビルが見えます。
内容は、主婦の友と変わりませんが、農家の人が読みやすいと言うか農家向けの内容です。
田舎暮らし本ではありませんが、専業農家中心に約35万人の農家に毎日読まれている農業専門誌として、全国の農協(JA)が出資している日本農業新聞があります。農政、農業技術、農家の暮らし、娯楽版、県版が載ってます。
民間で発行されているものとしては、20年ほど前から有料会員宛てに「カントリーライフ」という田舎物件を紹介するパンフレット形式の情報誌が発行され、それが意外と好評だったため、宝島が「田舎暮らしの本」という雑誌を発行し始めました。
出版界では、宝島があんな本を出して売れずに失敗すると思われていましたが、予想に反して部数を伸ばし、しぶとく生き残っています。
もっとも宝島の「田舎暮らしの本」は、田舎暮らしをロマンチックに書いており、田舎暮らしの良い点や長所を中心に書いている傾向があります。田舎で生まれ、少なくとも高卒まで田舎で暮らした人が読むと「?」ですが、田舎暮らしをあこがれる都会人が読めば、良い気分にしてくれます。



